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【アイハラ日記】安曇野・池田町のワインぶどう農家 Poggio Verde さんで収穫体験!

ASSOS PROSHOPTOKYO による の投稿

先日の定休日は、いつも別荘代わり !? に利用させていただいている、安曇野・池田町の宿『山想』さんにお声掛けいただき、池田町のワインぶどう農家 Poggio Verde(ポッジョ・ヴェルデ)さんの農園でぶどうの収穫体験に参加させていただきました。 朝8時から収穫作業開始。オーナー夫妻よりハサミを使った作業手順などをレクチャーいただきます。この日の作業は近隣にお住まいの方を中心に10人強が参加。 まずは自分の指を切らないように。そして、収穫したぶどうは丁寧に扱います。粒が破れて水が出ると、そこから腐ってしまうそう。大事に大事に。 腰くらいの高さに実っているぶどう達を、一房ずつ摘んでいきます。 複数の品種のぶどうを育てていらっしゃる Poggio Verde さんですが、この日は ソーヴィニョン・ブラン という白ぶどうを収穫します。 北アルプスの山並みに向かって緩やかに下る、山の西側斜面に池田町のぶどう畑は広がっています。残念ながらこの日は雲が多く、山並みが綺麗に見えませんが、本来は正面に有明山、燕岳を望む場所です。 収穫するだけなら簡単なのですが、「選果(せんか)」と呼ばれる、未熟な実や、虫や鳥などに食われて劣化した実、葉っぱなどを取り除く作業が本当に大変。そもそも木ごとにそれぞれぶどうの生育状態が異なりますし、陽当たりや場所、特に森に近いところは虫にやられ気味だったりと、農作物の生育には様々な条件が関わっています。ちなみに前年この場所のぶどうは、ほとんどが鳥に食べられてしまい収穫することが出来なかったそうです。 この作業を人手によって丁寧に行うことで、雑味のない美味しいワインが出来るそう。「手摘み」というのが、これだけ大変な作業を伴うことを実体験出来たのが、この日最大の収穫でした。 朝8時から昼休憩を1時間挟んで、夕方4時まで作業を行いました。我々夫婦2名は、4コンテナ(60kg相当)を収穫。 人の手によって綺麗に選別された、美しい白ぶどう。 最後に1コンテナ = 15kg にきっちり揃えて出荷準備完了。 この日は午前と午後合わせて、全員で 34コンテナ = 510kg のぶどうを収穫することが出来ました。 おおよそ1kgのぶどうから1本のワインがとれるそうです。 美味しいワインになあれ。このぶどうがワインとして飲めるようになるのは来年の春頃とのこと。どのような味のワインが出来上がるのか楽しみです。普段やらないような丸一日の作業は、身体も目も結構くたびれましたが、貴重な体験をさせていただくことが出来、すごく楽しかったです。また、1時間 = ¥1,000 のアルバイト代までいただいてしまい、久しぶりに他人様からいただく賃金に、勤労の喜びを改めて感じることが出来ました。このような機会をいただいた Poggio Verde さんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました! 本来翌日も定休日で休日なのですが、どうしても外せない仕事が入っており、この日は日帰りで帰京。穂高温泉郷にて汗を流してから帰宅の途につきました。