2024年9月10日〜11日 西穂高岳(2,909m)
先日の定休日に女房と二人、西穂高岳に行ってきました。
上高地帝国ホテル脇の西穂登山口から入山し、おおよそ3時間で到達する山小屋、西穂山荘にて宿泊。
翌朝、西穂高岳山頂を目指します。
早朝、日の出の時間帯のみ、谷を挟んだ向かいにある笠ヶ岳の巨体が綺麗に見えていました。
山荘で朝食をいただき、6時20分に西穂山荘出発。7時10分西穂 独標(どっぴょう)着。
岐阜側・長野側それぞれの下の方からだいぶガスが上がってきてますが、
まだ目的の西穂高岳方面の峰々の姿は望めました。
独標から先は少し危険を伴う岩稜ルート。
我々夫婦にとっては、本格岩稜ルートの中の入門編的な位置付けで、今回初めて挑みます。
独標から西穂高岳山頂まで、細かく見ると10もの峰を通過していきます。
遠くから見ると、ギザギザと恐竜の背中のようで、一体どこを歩くものやらと思えますが、
いざ歩き出してみると、頂上を越えるところもあれば、巻いて進む峰もあり。
いずれにせよ、そこには先人の方々が切り拓いてくださったルートが、しっかりと刻まれていました。
落ち着いて一歩ずつ進めば、それほど怖い思いをせず、西穂高岳まで到達します。
独標からおおよそ70分で西穂高岳山頂に到着。
しかし、山頂付近に着いた頃にはガスに覆われ真っ白。
期待していた奥穂高方面の景色は、一切望むことが出来ませんでした。
その後、来た道を慎重に戻り、10時半過ぎに西穂山荘へ帰着。
西穂山荘名物のラーメンをいただき、上高地へと降りました。
事前の天気予報通り、ガスが多く景色に恵まれない結果でしたが、雨に降られることはなく、
我々の「ファースト穂高」 である西穂までの往復を存分に体感することが出来ました。
おかげさまで今回も素晴らしい山行になりました。感謝。
時間 12:16(2days)
距離 15.2km
のぼり 1,865m
くだり 1,865m
※YAMAPアプリデータより