暖かさ指数 ★★★☆☆
外気温目安 4〜14℃
この製品はこんな方にオススメします
「パッド無し」ビブタイツの有効性をご存知の方は、ツウなサイクリストかと存じます。かつて、選手たちは冬場のトレーニングにおいて、夏用のビブショーツをインナーとして、パッド無しタイツの中に履いていました。中に履くショーツは使用するたびに洗濯をしますが、上から履くオーバータイツは2〜3回の使用に1回のペースで洗濯をすれば良いので、洗濯による生地の消耗が少なく、タイツの寿命を伸ばすことが可能となります。また、同じタイツを連日履くことが出来るので、日常的にトレーニングや自転車通勤で乗る方にお勧めです。今となっては「クラシックスタイル」とも言えますが、コツコツ乗るサイクリストにとっては、このアイテムが現在もスタンダードなのです。
全方向に進化した、ひと冬で最も使えるビブタイツ
アソスのウィンタータイツのラインナップにおいて、最も基本的なグレードが、こちらの MILLE GT WINTER BIB TIGHTS C2 です。2022年秋にフルモデルチェンジが行われ、上半身の構造は「Xフレームサスペンダー」へ。パッドには長距離用の最新スタンダード「MILLE GT C2 インサート」を搭載。断熱効果をつかさどる裏起毛フリースも「RX」から「RX EVO」へアップデートするなど、全方位において機能の底上げが図られました。対応温度域の目安は、およそ4℃〜14℃。ひと冬を通して考えると、最も使用頻度が高いビブタイツと言っても良いでしょう。
一方で、風を遮る為の素材はどの部位にも使われていません。従って、厳冬期に近づくにつれ、もう少し防風性や保温効果の高いハイスペックなビブタイツの必要性を感じることが出てくることが予想されます。
その他、製品の特徴
・アソスオリジナル フリース素材の中で、最も肉厚な「RX EVO Plus」によって、タイツの大部分が構成されています。ワープニット構造が断熱効果を高め、冷えを感じやすい大腿部、腰回り、さらに膝下までをしっかりとガード。気温の低い朝夕の時間帯、また、標高の高いエリアでも安定した保温性を発揮します。
・膝の裏側をシェイプさせたパターン =「Louvre Tec」により、余分な生地を取り除き、膝を90°に曲げた状態でも突っ張り感の少なさが特徴です。ペダリングの動きに対して抵抗なく、自然な履き心地を実現しました。
・背中を開放した Xサスペンダー構造により、通気性、放熱性に優れ、日中気温が上昇したり、長い登りのシーンで、背中の熱を感じにくくなりました。一方で、背中でクロスした下側の「Aフレームサスペンション」構造が腰のたるみを抑制し、パッドがお尻に吸い付くような一体感を感じていただけます。
材質 : 76% ポリアミド、24% エラスタン
生産国:ブルガリア